夏休みに算数偏差値40から脱出する作戦!【5年生】

前置きは抜きにして、まず結論から書きます!

①割合をとにかくやりまくる
②速さもやっておく
③できれば比の予習もやっておく

以上です。順を追って説明していきます。

目次

もはや全部を救うことは出来ぬ!

夏の戦略を考える際に一番大切な考え方はこれです。
「もはや全部を救うことは出来ぬ!」です。

偏差値40前後ですと、基本的にほぼすべての単元が学習不十分です。
時間があるならば全単元総復習したい気持ちはやまやまです。

でも……それが出来ないから困っているんですよね。
「全部大事です!」なんていう理想論を語られたって困るんです。

現実路線として、次善の策として、今から逆転するならこの方法……そんな方法を紹介していきます。

一に割合。二に割合。三四が無くて五に割合。

5年生の中学受験生が夏に勉強するべき単元は、割合です。
割合さえ何とかなっていれば、何とかなると言っても過言ではありません。

裏を返せば、割合がダメだと全部が厳しくなります。
割合が苦手で算数の成績が向上するということはあり得ません。

なので結論としては「割合をやりまくれ!」になります。
以下で詳しく説明していきます。

割合って何?
なぜ割合が大事なの?
どう勉強すればいいの?
の三つを解説します。

割合って何?

中学受験算数における「割合」とは、主に三つの単元で構成されます。
・割合
・食塩水(濃度)
・売買損益
この三つです。

割合

大きなくくりとしての「割合」は割合・食塩水・売買損益の三つの単元を内包します。
「割合」と言った時に、大きなくくりとしての「割合」と、狭い意味での「割合」の二つの意味があります。
「福島県福島市」や「板橋区板橋」のようなものです。

単独の「割合」と言った場合の基本問題としては
例題:クラスの30%に当たる12人が欠席しましたこのクラスは何人ですか?

このような問題です。

食塩水

食塩水の濃度を求める問題も「割合」の一種です。
濃度は%で表されますから、立派な割合の一分野です。

例えばこんな問題です。
例題:20gの食塩を80gの水に溶かして食塩水を作りました。この食塩水の濃度は何%ですか?

売買損益

商売の利益や売上に関する問題です。
例題:一個300円で仕入れた商品に2割の利益を見込んで定価を付けました。定価は何円ですか?

こんな問題です。

なぜ割合が大事なの?

割合が一番大事な理由は、5年生後半に学習する「比」が登場する際に、割合が分かっていないと詰んでしまうから。
これに尽きます。

比を学ぶ際に割合が理解できていないと厳しいことになります。
5年後期の段階で割合が全然分かっていない状態ですと、算数の回復は見込めません。
他のすべての単元を犠牲にしたとしても、割合の学習にエネルギーを集中すべきだと考えるのはこれが理由です。

どう勉強すればいいの?

具体的にやるべき問題・テキストを選定します。

四谷大塚・早稲アカの場合

予習シリーズ4年下
第6回 割合の表し方
例題1~4

予習シリーズ5年上
第3回割合の利用
例題1~2 出来たら3・4も

第6回濃さ
例題1~3,5

第7回 売買損益
例題1~2 出来たら3も

最低限ここまで理解できていればOKです。
意外と少ないと思われるかもしれません。
5年上は、「例題」でも飛ばしてOKな問題も多いです。
例題とひとくくりになっていますが、本質的な理解を要する問題と、受験技術的な些末な問題が混在しています。
上に列挙した問題が解けるようになっていれば、最低限大丈夫なラインです。

まずはここを目指しましょう。
※もちろん、例題と対応する基本問題や演習問題集、基礎トレーニングも合わせて練習しておきましょう!

SAPIXの場合

「割合、最低限ここまでできていれば何とかなる!」というラインをまとめました。

510-14 割合(1)アプローチ①~⑨ サポート確認編 A~C
510-16 割合(2)アプローチ①~③ サポート確認編 A~B
510-17 割合(3)アプローチ①~④ サポート確認編A(出来たらBまで)
510-18 割合(4)アプローチ①~③ サポート確認編A~B 

速さもやっておきたい

割合が一番大事だということは繰り返した上で、もう一つやっておきたい単元が「速さ」です。
理由は単純で、5年の後半になると「速さと比」という単元で比と複合するのです。

比が無い状態の速さが理解できていない状態で「速さと比」を習ったらどうなるか……?
想像に難くないですよね。

そうなる前に、速さの単元をしっかり復習しておきたいです。

四谷大塚・早稲アカの場合

予習シリーズ4年下
第13回 速さの表し方
例題1~3

予習シリーズ5年上
第13回 速さとグラフ
例題1,3

第14回 旅人算とグラフ
例題1~4

比の予習

割合と速さがある程度のレベルになったなら、次はちょっと予習をしておきたいです。
塾によってはは夏季講習中から少し導入が始まる「比」です。
この比の単元を、少しだけでも良いので予習しておけると非常に良いです。

まとめ:勉強資源の傾斜配分を!

勉強の悪い流れを断ち切るには、一番大事な芯の部分を抑える必要があります。
5年前期の算数であれば、芯は間違いなく割合です。
他の単元をすべて犠牲にしたとしても割合の習得を優先する。
この思い切った戦略をとる事こそが、5年生で偏差値40のお子様がV字回復をするための必要な一手です。

思い切った戦略をとることは怖さもあるかもしれませんが、しっかりとした根拠をもって計画を立てれば大丈夫です。
是非お子様の学習計画を立てる際の参考にしてください。

この勉強計画で合っているのか不安……と言う方は、公式LINEからご相談ください。
プロコベ塾代表の鵜木が直接相談に乗らせていただきます。
この夏を実りある夏にするために、是非お役立てください!

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