過去問?塾の宿題?どっちを優先する?【6年生直前期】

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― 志望校合格に向けた「正しい優先順位」の付け方 ―

6年生になると、本当に時間が足りないですよね。
塾の宿題、テスト直し、志望校別講座の復習、そして過去問……。

「あれ? うち、いつ寝るんだっけ?」
と笑えないほど忙しくなります。

だからこそ、
「何をやって、何をやらないのか」
ここを間違えると、6年生の秋以降は一気に苦しくなります。

この記事では、現場で何百人ものご家庭を見てきた中で、
「本当に合格につながる優先順位」を、
きれいごと抜きで書きます。

結論はこちら。

■ 結論:6年生秋〜冬の優先順位

  1. 過去問+直し(最強)
  2. 志望校別講座の復習(ある場合は)
  3. 過去問で出てきた弱点の補強(ここで伸びる)
  4. 模試・組分けテストの復習
  5. 平常授業の復習(力半分でOK)
  6. 組分けテスト対策(やらなくていい)

ここからは、「なぜそうなのか?」を、遠慮抜きに書いていきます。

■ 合格が目的。塾の教材はあくまで手段。

まず、ぜんぶの議論はここに帰着します。

合格したい。
その一点のための優先順位です。

塾の宿題は?
テストの点数は?
解き直しは?
授業の復習は?

もちろん大事。でも、それらは
「志望校合格」というゴールに向かうための手段にすぎません。

そして、志望校の傾向を最も色濃く反映した教材は何か?
答えはシンプル。
過去問です。
「その学校の先生が作った問題」には勝てません。

だから、過去問を一番に。

■ 平常授業の復習は「半分の力」で十分

平常授業ももちろん大切ですが、内容は“最大公約数的”につくられています。
「どの生徒にも広く役立つ問題」であって、あなたのお子さまの志望校に特化した問題ではありません。

その結果、
「塾の復習に時間をかけすぎて過去問が進まない」
という逆転現象が起きがちです。

これは6年生では最も避けたい状態。

まず過去問の時間を確保 → 直しをやる → 残った時間で塾の復習
この順番が絶対に逆にならないようにしましょう。

「分かってはいるけど、できない」その理由

ここからは、実際に多くのご家庭が“過去問重視に切り替えられない理由”を整理します。
「うちもそうだな……」と思う項目がきっとあるはずです。

① 子どもが抵抗する

・塾の宿題をやりたがる
・先生に怒られたくない
・クラスで良い評価を受けたい

このように、子どもは「明日の授業で困らないこと」を優先しがちです。
どうしても目の前のことに意識が向きます。

ここは、親子でしっかり話し合いたいポイント。
「何のために勉強しているのか」「一番大事なのは何か」を一緒に確認できると、子どもも納得しやすくなります。

② やっていないと不安。「捨てる勇気」が持てない

・塾プリントの未消化が不安
・授業で扱わなかった問題が入試で出たらどうしよう?

その気持ち、とてもよく分かります。

ただし、これは“確率の問題”です。
限られた時間で、どちらを優先した方が合格に近づくか?
その視点で冷静に比べると、
過去問をやり込む方が圧倒的に合格率が上がるのは明らかです。

すべてを完璧にやることは誰にもできません。
だからこそ、合理的な「捨てる勇気」が必要になります。

③ 過去問の有効性を信じ切れていない

「過去問は二度と同じ問題が出ない」
確かにその通りですが、実は次の理由で非常に価値があります。

  • 似たタイプの問題は必ず出る
  • 学校ごとの“クセ”をつかむと得点力が大きく上がる
  • 直しをすることで弱点が明確になり補強につながる

特に大事なのは、
「直し」をセットで行うこと。
解きっぱなしは効果半減です。
間違えた問題を深く復習することで初めて力になります。

志望校別講座は“過去問と同じくらい”大事

SAPIXのSS、早稲アカのNNなど、志望校の名前がついた講座がある場合は非常に重要です。

各塾が膨大な研究をもとに作成した、
合格への最短距離となる特化トレーニングだからです。

ただし、
・「本郷城北巣鴨コース」
・「難関中学コース」
のように“1校に特化していない”講座の場合は、過去問ほどの優先度はありません。
この場合は、平常授業と同じ扱いでOKです。

まとめ

6年生の秋〜冬は、勉強の質も量も大きく変わります。
すべてを完璧にやろうとすると、必ずどこかで無理が生じます。

だからこそ、

  • 過去問と直しを最優先にする
  • 弱点補強は過去問から逆算する
  • 塾の復習は“残った時間で”やる
  • テスト対策は切り捨てる勇気を持つ

これが、合格に向けた最短ルートです。

お子さまの努力が、志望校合格という結果につながるよう、
ぜひ今日から優先順位の付け方を見直してみてください。
不安な点があれば、ぜひいつでもご相談くださいね。

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